ご挨拶

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    「龍野アートプロジェクト」は、2011年より文化庁のご支援をいただき、地域に残る歴史的な建造物を
    会場とし、芸術を切口に龍野の良さと芸術の素晴らしさを国内外に発信する活動に取り組んでまいりました。
    当龍野地区(兵庫県たつの市)は古くより「播磨の小京都」と称され、有識者の間では、その存在価値が
    高く評価されてまいりましたが、私を含めこの地で生まれ育ったものには、子どもの時からあるごくごく
    ありふれた風景といった感覚が強く、それでいて戻ってくるとなぜかホッとする空気感を持った城下町でした。
    そんな龍野の持つ魅力が、芸術の世界とマッチし、他の土地では出せない、また美術館とも違う独特の空間
    を創り上げ、多くの芸術家や関係者を魅了する姿に、この地域の宝を、日本の故郷(ふるさと)の原風景と
    も言える龍野で、後世に残し共有していくことが、この地に生まれ育ったものの務めではないかと思うよう
    になりました。
    今年度は、過去三年間からのさらなる飛躍を試み、
    11月2日−16日にわたり、下記の5点
    をポイントに、地方での芸術水準の向上と鑑賞機会の充実に取り組んでまいりました。

    1. 地方に残された資産(未活用の文化遺産・人材人脈)を活用する。
    2. 国際的に活躍する優れたアーティストとの交流を促進し、質の高い文化交流・情報交換の機会を確保する。
    3. 音楽と美術など他領域との融合を図り、新たな芸術的価値の創造・発信にチャレンジする。
    4. 芸術分野での専門家の指導・アドバイスを受ける機会を確保する。
    5. 地域・行政・学校・大使館等との連携を促進し、公共性を持った文化芸術活動とする。

    また2013年より、芸術の可能性を追求し、たつの市出身の若手作曲家 薮田翔一氏を迎え、芸術ジャン
    ルを横断した現代音楽と現代美術の響演(コンサート)にチャレンジしたのを契機に、今年度は時代を越
    え使い込まれた醤油蔵の空間的特質を生かし、コンサートホールでは得られない音の響き、演奏家の息
    づかいの感じられる客席の配置、「今、ここにある」音楽と映像とダンスパフォーマンスを融合させた斬新
    な試みに対し、満足のできる成果が得られましたことを、関係者一同喜んでおります。幸い、今年度も多く
    の方々からお褒めの言葉をいただき、「龍野アートプロジェクト」の認知度も広まってまいりましたことを、
    嬉しく思うとともに、心より感謝いたしております。今後とも「龍野アートプロジェクト」を機軸に、芸術の
    似合う城下町として地域 の活性化と文化芸術の振興に努力してまいりますので、何卒ご支援のほどよろ
    しくお願い申し上げます。最後となりましたが、本プロジェクトの実現にあたり、ご参加いただきました作家・
    アーティストの皆様をはじめ、多くの方々から、ご協力、ご支援を賜りましたことを、ここに深く感謝申し上げ、
    ご挨拶とさせていただきます。
    2015年2月
    龍野アートプロジェクト
    代表 淺井良昭

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